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最後の模試の結果に悲観しないでください [全般]

最後の模試の結果が悪くても悲観しないでください。模試の結果がすべてではありません。

「たまたま……」、「調子が悪くて……」、「苦手な問題が……」などの言い訳や根拠のない分析で、嫌なものにふたを閉めようとするのではなく、結果は結果としてきちんと受け止める必要がありますが、模試の結果がすべてではありません。得点や偏差値に振り回されないでください。

あわててお子さんの気持ちを無視して第一志望校を変更するなど軽率な行動に走ることがありませんように。長男のとき、最後の模試の結果は志望校の偏差値に届かなかったので、動揺される気持ちは十分わかります。「もう無理」、「受かりっこない」などは、親の勝手な空言です。逆転、ありです。大ありです。

とくに今回偏差値が下がった方のショックは大きいでしょうが、「今いる位置が確認できた」のですから、ラストスパートでなにをすればいいかを考え、立ち止まらずに前に向かって進みましょう。

どうか、お子さんを信じてこの難局を乗り越えてください。未来は切り開けます。






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なにをしていいかわからなくなったら「まとめ」タイプの参考書&問題集 [全般]

6年のこの時期に焦りが生じて、どれをやろうかとあれこれ悩んだり、なにから手を付けていいかわからなくなったりした場合は、まとめタイプの参考書&問題集にあたるのがお薦めです。

あくまでも「なにをしていいかわからなくなった」方限定なのですが、この時期、みなさん焦りが出てくると思います。不安で落ち着かない、夜もぐっすり眠れない場合もあるかもしれません。それらの不安や焦りを打ち消そうと、入試までにあれもしとかなくちゃ、これもしなくちゃと次々にいろいろなものに手を出そうとするけれど、どれも身が入らずにさらに焦りが生じて……と、負の連鎖に陥っていないでしょうか。

過去問を解いたりしながら、この時期に「これをやれば絶対合格」と言い切れるものは、ないでしょう。そこで、少しでも安心を手に入れたい場合は、「まとめ」タイプの参考書&問題集をやっつけてみてください。四谷大塚の「四科のまとめ」や日能研の「メモリーチェック」などです。

自分の場合は、もうアップアップだったので、過去問と志望校対策コースの授業を通常の塾にプラスしました。そこでは志望校の予想問題やそっくり模試などを解いて、少しでも安心しよう、落ち着こうと考えたからです。長男は「第1志望校しか眼中になし」状態でしたので、本人はその中学に受かるための勉強と割り切って、学習時間が増えてもがんばっていたように思われます。

しかし、それでもなお不安は積もるものです。まだ、80%合格点まで3ポイントも足りないのに大丈夫なのだろうか、過去問を解いても合格点に届いていないのに……。

そこで、過去問や予想問題を解く学習とはまったく反対の「まとめ」タイプの参考書&問題集をやりました。「基礎をしっかり押さえておこう」というのが、自分自身を納得させるためにも、子どもにもなぜそれをやるのかを説明して理解してもらえそうだったからです。

「まとめ」タイプの参考書&問題集は、一度、ひと通りはすませたのですが、まだまだ取りこぼしがありました。なので、国語をのぞく3教科の最後の基礎がためを行ないました。過去問などを解いていても「この問題が解けていないということは、そのジャンルがきちんと理解していなかったのでは」と不安になるので、はじめから基礎に立ち戻れば「ここまでは、わかっている、ここまでは大丈夫」とひとつずつ安心材料にできたように思います。

あえてまた基礎からですが、今年中に終えることができれば、基礎はOKと自信につながります。志望校対策コースの授業や宿題、練習問題では思いっきり出題されそうなジャンルに偏って解き続け、「まとめ」タイプの参考書&問題集でまんべんなくすべてのジャンルにあたって、やるだけやったという達成感が得られました。

ただし、「これからすべてに当たるには時間がない」と思われた場合は、余計に不安になるかと思います。その場合は、一度解いていたのあれば、間違ったところだけ解き直すとか、弱点のジャンルだけとかにしぼってもいいかと思います。

また、このブログを読み進めていくうちに、「いや、まとめをやるんだったら他のものをこなしたい」、「それだったらこれを」とか、いろいろな考えや作戦も出てくるかもしれません。そうなればしめたもので、「焦ってなにをしていいかわからない状況」からは抜け出せていますので、そこからじっくりと戦略を練っていただければと思います。

「この時期に基礎固め?」と思われるかもしれませんし、「まとめ」タイプの参考書&問題集をやれば必ず合格できるというわけでもありません。ただ、基礎をしっかり押さえることは無駄にはなりませんし、焦ったり不安なままで無駄に日々を費やしていると感じているのであれば、「まとめ」タイプの参考書&問題集を使ってみてください。基礎学力+心の落ち着きを手に入れられます。




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中学受験 5年生の過去問活用術 [全般]

過去問は5年生のうちから見せておくのがいいようです。先日、息子に、志望していいる中学の過去問を見せました。学校別過去問集を買ってきて見せるほど本格的ではなく、Webに掲載されている過去問ですませました。

算数の問題を見た第一声が、「計算問題もでるの?」。入試問題は難しい問題ばかりが出ると思っていたようで、ずいぶん驚いていました。日々の計算練習が、入試に直結していることを悟ったようです。これで、あまりにも日常化、慢性化していた朝の一行問題集を解くに当たってのモチベーションが上がるのではと密かに期待しています。

大問2、3を見ると「これならいまでも解けそう」と頼もしい発言。自信をみせました。「5年生で習う範囲で入試問題の70%が解ける」とどこかに掲載されていましたが、まさにこのことを実感したようです。

しかし、そのあとの問題を見て「図形の回転がでるのか……」とあきらかに少し滅入っている様子も。図形の回転は最近塾で習い、こてんぱんにやられた苦い経験を思い出したのでしょう。いまは解けそうになくても、入試問題は一筋縄ではいかない、苦手な分野も克服しようと前向きに考えてくれたら御の字です。

また、解答用紙を見て「式も書くんだ」と計算式を書くスペースが用意されていることを発見しました。この中学の入試問題がラッキーなことに、ちょうど式も書く解答用紙だったのです。これで「算数の式は他の人が見ても、どうやって解いたかがひと目でわかるように省かずにきちんと書く」といっていたアドバイスが実証されたわけです。

他の教科の問題も見てみました。国語では「漢字はやっぱりでるんだ」「これくらいの文字数の記述なら、なんとか書けそう」とか、社会では「歴史の問題が少ないね」とか、自分なりに傾向をつかんだようです。

まだ志望校が決まってない方も多いかもしれませんが、気になる中学の過去問集を買うまでではないにしても、Webに掲載されている過去問を見せるだけで効果はありそうです。

なによりもいま勉強しているのは、この入試問題を解くためというはっきりとした目標ができたように思われます。とくにだれぎみのモチベーションの下がっているお子さんにお薦めです。




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